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中国、EU産豚肉に反ダンピング措置講じる可能性=商務省

ロイター / 2024年6月20日 17時47分

 6月20日、中国商務省は、欧州連合(EU)から輸入する豚肉に暫定的な反ダンピング(不当廉売)を課す可能性があると明らかにした。北京で2016年撮影(2024年 ロイター/Jason Lee)

Joe Cash

[北京 20日 ロイター] - 中国商務省は20日、欧州連合(EU)から輸入する豚肉に暫定的な反ダンピング(不当廉売)を課す可能性があると明らかにした。17日に開始した1年間の反ダンピング調査の一環。

EUが中国製の電気自動車(EV)に追加関税を課す方針を示したことに対し、中国もEU産豚肉に対する反ダンピング調査を開始し、緊張が高まっている。

中国の調査は生鮮、冷蔵、冷凍のホールカットのほか、腸、膀胱、胃袋など、食用の豚肉が対象となる。調査は2025年6月17日までに完了する予定だが、必要に応じて半年延長される可能性がある。

商務省の何亜東報道官は調査に関する記者団の質問に対し、「予備調査の結果、ダンピングが証明され国内産業に損害を与えたと判断された場合、暫定的な反ダンピング措置が取られる可能性がある」と述べた。  

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