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米国株式市場=S&P500下落、エヌビディアの下げ重し

ロイター / 2024年6月21日 6時45分

米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が下落して取引を終えた。2022年11月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 20日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が下落して取引を終えた。エヌビディアの下げを受けた。投資家は年内の利下げ時期を見極める上で最近の経済指標や米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言に注目している。

S&P500は一時、複数の証券会社が今年末の目標水準とする5500を初めて突破する場面もあった。

ナスダックは7営業日続いた最高値更新がストップした。

エヌビディアが序盤の高値から下げに転じ、3.54%安で終了。

デルとスーパー・マイクロ・コンピューターも、イーロン・マスク氏の人工知能(AI)新興企業向けのサーバーを受注したとのニュースを受けて当初は買われたが、結局それぞれ0.42%安、0.26%安で取引を終えた。

米労働省が発表した週間の新規失業保険申請件数は前週から減少した。ただ、継続受給件数は1月初旬以来の高水準となり、労働市場の鈍化を示した。

また、米商務省が発表した5月の一戸建て住宅の着工件数は前月から減少。住宅ローン金利の高止まりが響いた。

グローバルトのシニアポートフォリオマネジャー、トム・マーティン氏はこの日の経済指標について、景気の弱さを改めて示したと述べた。

ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、賃金の伸びがまだ高すぎる可能性があるため、インフレ率を2%に低下させるには1、2年かかる可能性があると指摘。高金利が長期化するとの懸念が高まった。

業種別ではエネルギーや公益事業の上昇が目立った一方、情報技術が下げを主導した。

食品スーパー大手クローガーは3.27%安。第1・四半期決算が予想を上回ったものの、通年の既存店売上高と利益の見通しを据え置き、目先の個人消費に慎重な見方を示した。

トランプ前米大統領が立ち上げたトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)は希薄化懸念から14.56%急落した。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.03対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は119億8000万株。直近20営業日の平均は135億1000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 39134.76 +299.90 +0.77 38804.73 39232.50 38778.46

前営業日終値 38834.86

ナスダック総合 17721.59 -140.65 -0.79 17913.94 17936.79 17650.70

前営業日終値 17862.23

S&P総合500種 5473.17 -13.86 -0.25 5499.99 5505.53 5455.56

前営業日終値 5487.03

ダウ輸送株20種 15075.66 +177.90 +1.19

ダウ公共株15種 913.00 +4.46 +0.49

フィラデルフィア半導体 5610.01 -155.11 -2.69

VIX指数 13.28 +0.98 +7.97

S&P一般消費財 1470.36 +6.65 +0.45

S&P素材 562.34 +0.60 +0.11

S&P工業 1039.62 +0.57 +0.05

S&P主要消費財 825.12 -1.75 -0.21

S&P金融 687.89 +3.81 +0.56

S&P不動産 238.87 -0.61 -0.25

S&Pエネルギー 684.65 +12.47 +1.86

S&Pヘルスケア 1701.38 +6.20 +0.37

S&P通信サービス 304.31 +1.50 +0.50

S&P情報技術 4397.08 -71.32 -1.60

S&P公益事業 351.95 +3.11 +0.89

NYSE出来高 10.74億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 38590 - 20 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 38545 - 65 大阪比

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