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中国豚肉市場でシェア10%目指す=ロシア養豚組合幹部

ロイター / 2024年8月20日 12時28分

 8月19日、ロシアの養豚業者組合幹部はロイターに対し、欧州連合(EU)と中国間の貿易関係が悪化する中、今後3─4年以内に中国市場でロシア産豚肉のシェア10%を獲得することを目指していると語った。写真はロシアのタンボフにある豚肉加工工場で2017年10月撮影(2024 ロイター/Sergei Karpukhin)

Olga Popova Gleb Bryanski

[モスクワ 19日 ロイター] - ロシアの養豚業者組合幹部はロイターに対し、欧州連合(EU)と中国間の貿易関係が悪化する中、今後3─4年以内に中国市場でロシア産豚肉のシェア10%を獲得することを目指していると語った。

中国は世界最大の豚肉消費国。同国政府は今年2月、ロシアの養豚業者3社に豚肉販売許可を発行した。ロシアはそれまで中国に豚を輸出していなかった。

中国の豚輸入市場は35億ドル規模で、うちEU産が51%を占める。今年のロシア産の中国向け豚肉輸出量は約5万─6万トンと、中国の豚肉輸入全体の3%を占める見込み。

西側諸国の制裁強化に直面しているロシアと中国は貿易で連携を強めるとみられる。

ロシア養豚組合業者組合幹部はロイターに対し、「中国市場でロシア産豚肉の競争力を示す良い機会だと考えている」と述べた。ただ、故意に貿易摩擦を利用しようとしているわけではないと強調した。

今年のロシアの豚肉生産量は520万トンと昨年を上回る見込みで、世界では中国、EU、米国に続き4位。ブラジルとはほぼ同規模となっている。

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