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スウェーデン中銀、0.25%利下げ 年内2─3回の追加利下げ予想

ロイター / 2024年8月20日 18時3分

 8月20日、スウェーデン中央銀行は政策金利を予想通り3.75%から3.50%に引き下げた。写真は2008年11月、ストックホルムの同行前で撮影(2024年 ロイター/Bob Strong)

[ストックホルム 20日 ロイター] - スウェーデン中央銀行は20日、政策金利を予想通り3.75%から3.50%に引き下げた。金融緩和を加速する可能性があるとも表明した。

中銀は「インフレ見通しが変わらなければ、年内あと2─3回の利下げが可能だ。これは6月時点の理事会の判断よりもやや速いペースだ」と表明。

「インフレ率が再び高くなり過ぎるリスクが大幅に低下している」とし「6月の金融政策報告以降の新たな情報によると、国内外の成長見通しは直近の予測をやや下回っている」と述べた。

前回6月の会合では政策金利を3.75%に据え置き、インフレ見通しが変わらなければ年後半に2─3回利下げする可能性があると表明していた。

その後、インフレ率は鈍化が続いており、中銀の目標とする2%を2カ月連続で下回った。第2・四半期の国内経済は減速している。

ロイター調査では、アナリスト全員が今回の利下げを予想。年末時点の政策金利の予測は3.00%以下だった。   

中銀は5月に約8年ぶりの利下げを決定した。

Ohman Fonderの債券担当責任者、Lars Kristian Feste氏は「年内に3回の追加利下げを予想している。つまり年内全ての会合で利下げがある。中銀はインフレを制御できたとみられ、景気減速の兆候が出ているためだ」と述べた。

スウェドバンクも年内の追加利下げの予想を2回から3回に修正した。

スウェーデンクローナは金利発表直に弱含んだものの、0830GMT(日本時間午後5時半)時点では対ユーロで0.3%上昇している。

年内の金融政策決定会合は9月、11月、12月に開催される。

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