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NY外為市場=ドル1月以来の安値、雇用者数改定値など警戒

ロイター / 2024年8月21日 6時18分

終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが1月以来の安値に下落した。2022年7月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[ニューヨーク 20日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが1月以来の安値に下落した。投資家らは、21日発表の米雇用統計の改定値と、22日から始まる経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言を注目している。

ゴールドマン・サックスは、米労働省が21日に発表する雇用統計の基準改定値で、2023年4月から2024年3月までに創出された雇用がこれまでの公表分より60万─100万人減少すると予想している。

ニューヨークのバノックバーン・グローバル・フォレックスのチーフ市場ストラテジスト、マーク・チャンドラー氏は、100万人下方修正されたとすれば、同期間に創出された雇用が当初発表の260万人から160万人になったことを意味すると述べた。

チャンドラー氏は、労働市場の弱体化の見通しが、トレーダーが9月米連邦公開市場委員会(FOMC)で50ベーシスポイント(bp)の利下げの可能性を織り込み続けている理由だと指摘した。

CMEグループのフェドウオッチによると、市場が織り込む9月の50bp利下げ確率は約28%。25bp利下げ確率は72%とみられている。

トレーダーらは、9月の利下げ幅や、その後の利下げ可能性の有無に関する新たな手がかりを求めて、23日のジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の発言に注目する見通し。

ドル指数は前日比0.42%安の101.44で、 1月2日以来の安値を付けた。

ユーロは0.31%高の1.1119ドルと、12月28日以来の高値となった。

英ポンドは一時、2023年7月以来の高値となる1.3054ドルを付けた。終盤は0.29%高の1.3026ドルとなった。

ドル/円は0.82%安の145.36円。前日には8月7日以来の安値となる145.20円を付けていた。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは0.11%上昇して5万9173ドルとなった。

ドル/円 NY終値 145.25/145.26

始値 146.45

高値 146.55

安値 145.21

ユーロ/ドル NY終値 1.1130/1.1131

始値 1.1081

高値 1.1130

安値 1.1077

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