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イスラエル、子どもの権利条約に「重大違反」 国連委員会が非難

ロイター / 2024年9月20日 10時58分

国連の委員会は19日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザでの軍事行動で子どもたちに深刻な影響を与え、子どもの権利を保護する世界的な条約に著しく違反していると非難した。写真は8月14日、ガザ地区で撮影(2024年 ロイター/Mahmoud Issa)

Emma Farge

[ジュネーブ 19日 ロイター] - 国連の委員会は19日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザでの軍事行動で子どもたちに深刻な影響を与え、子どもの権利を保護する世界的な条約に著しく違反していると非難した。

パレスチナ保健当局によると、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が始まった昨年10月7日以降、ガザで4万1000人が死亡。このうち少なくとも1万1355人が子どもで、さらに数千人が負傷している。

同委員会のブラギ・グドブランドソン副委員長は「子どもたちの非道な死は歴史上ほとんど類を見ない極めて暗い出来事だ。ガザで今起きているような、これほど重大な違反行為は見たことがない」と記者団に語った。

18人で構成される同委員会は1989年に採択された「子どもの権利条約」について各国の順守状況を監視している。

91年に条約を批准したイスラエルはジュネーブの在外公館を通じて声明を発表し、委員会が政治的な意図を持っていると批判した。

委員会はイスラエルに対し、戦争で負傷した子どもへの緊急援助や孤児への支援を提供し、医療目的でのガザからの避難をさらに許可するよう求めた。

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