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日経平均は3日続伸、米株高を好感 大型株中心に買い

ロイター / 2024年9月20日 15時51分

 9月20日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比568円58銭高の3万7723円91銭と3日続伸して取引を終えた。都内で2020年10月撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

[東京 20日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比568円58銭高の3万7723円91銭と3日続伸して取引を終えた。前日の米国株高を好感し、大型株を中心に幅広く買われた。一時800円超高となり、節目の3万8000円に迫る場面もあった。日銀は政策金利の現状維持を決めたが、株価の反応は乏しかった。

日経平均は558円高で寄り付いた後も上値を伸ばし、一時819円高の3万7974円72銭に上昇した。大台に迫ったが、戻り待ちや利益確定の売りに上値を抑制された。買いの中心は大型株で、グロース株とバリュー株との間で物色の大きな偏りはみられなかった。

寄与度の大きい半導体関連株やハイテク株が買われて指数を押し上げた。前日の米市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が大幅高だったことが好感された。為替の円高一服は安心感につながり、自動車株は引き続きしっかり。金利の上昇基調を背景に銀行など金融株も堅調だった。

午後には、徐々に上げ幅を縮めた。日銀が政策金利の現状維持を決めたことが昼休み時間中に伝わった直後の先物の反応は限られた。その後、ドル/円がやや円高で反応したことが投資家心理の重しになった。国内で3連休を控えた週末で持ち高調整の売りも出たとみられる。

来週も「為替への感度が高い状態は続きそうだ。指数がレンジ推移となる中で、個別物色が中心になるのではないか」(みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト)との見方が聞かれた。自民党の総裁選を控えており「とりわけ週後半は動きにくさも意識されるだろう」という。

TOPIXは0.97%高の2642.35ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.97%高の1359.78ポイントだった。プライム市場の売買代金は5兆9244億0400万円だった。東証33業種では、値上がりは石油・石炭製品や非鉄金属、電気機器など29業種、値下がりは電気・ガスや陸運、海運など4業種だった。

東京エレクトロンやアドバンテストがしっかりだった一方、NTTデータグループ、セブン&アイHLDGは軟調だった。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.61%高の666.08ポイントと3日続伸した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1077銘柄(65%)、値下がりは504銘柄(30%)、変わらずは63銘柄(3%)だった。

終値 前日比 寄り付き   安値/高値 

日経平均 37723.91 568.58 37714. 37,654

07 .11─37

,974.7

2

TOPIX 2642.35 25.48 2652.1 2,639.

8 54─2,6

60.25

プライム指数 1359.78 13.12 1365.5 1,358.

5 56─1,3

69.00

スタンダード指数 1240.15 9.56 1238.2 1,236.

1 95─1,2

42.85

グロース指数 848.70 4.46 851.96 845.87

─853.8

1

グロース250指 666.08 4.02 668.62 663.60

数 ─670.2

6

東証出来高(万株 235357 東証売買代金( 59244.

) 億円) 04

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