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訂正-米とのホットライン、現在使用されてないとロシア大統領府

ロイター / 2024年11月20日 15時17分

 ロシア大統領府のペスコフ報道官は20日、米ロ間の危機を緩和する目的で設置されたホットラインは現在使用されていないと述べた。写真は米ロの国旗。スイス・ジュネーブで2022年1月撮影(2024年 ロイター/Denis Balibouse)

(原文の訂正により、3段落目の「RIA」を「タス通信」に修正します)

Lidia Kelly

[20日 ロイター] - ロシア大統領府のペスコフ報道官は20日、米ロ間の危機を緩和する目的で設置されたホットラインは現在使用されていないと述べた。

米ロは1962年のキューバミサイル危機時のような両国間の誤解を防ぐため63年にホットラインを設置し、首脳による直接の意思疎通を可能にした。

ペスコフ氏はタス通信(訂正)に対し「米ロ首脳間の通信のための安全な特別回線がある。ビデオ通信も可能だ」と述べた。ただ、この回線が現在使用されているかとの問いには「ノー」と答えた。

ロシアのプーチン大統領は19日、核兵器使用に関するドクトリン(核抑止力の国家政策指針)の改定を承認。核保有国の支援を受けたロシアへの通常兵器攻撃に対し、核兵器の使用を検討する可能性があると警告した。

ウクライナは同日、米国から供与された長距離地対地ミサイル「ATACMS」を使用し、ロシア西部ブリャンスク州の兵器庫を攻撃した。

ペスコフ氏はRIAに対し、西側はウクライナに米製兵器を使ったロシア領内攻撃を容認することで、ロシアに戦略的敗北をもたらそうとしていると指摘。「(西側は)その目的を達成するためにウクライナを道具として使う」と述べた。

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