1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

英大手企業の半数、コロナ前の水準回復は21年下半期と予想=調査

ロイター / 2020年7月20日 11時18分

 7月20日、大手会計事務所・デロイトが公表した最高財務責任者(CFO)を対象とする四半期調査によると、英国の大手企業の49%が新型コロナウイルス感染拡大前の事業水準を回復するのは2021年下半期になると予想した。写真はロンドンで17日撮影(2020年 ロイター/HANNAH MCKAY)

[ロンドン 20日 ロイター] - 大手会計事務所・デロイトが20日公表した最高財務責任者(CFO)を対象とする四半期調査によると、英国の大手企業の49%が新型コロナウイルス感染拡大前の事業水準を回復するのは2021年下半期になると予想した。

21年上半期と予想したCFOは全体の33%で、既に回復したとの回答は10%に上った。調査はCFO109人を対象に、6月26日─7月8日の間に実施された。

デロイトによると、企業は雇用や投資、バランスシート上のリスク拡大の見通しについて悲観的な見解を堅持したが、前回の調査よりも悲観は和らいだという。

デロイトのチーフエコノミスト、イアン・スチュワート氏は「大手企業は売上高がCOVID(新型コロナ感染症)前の水準に戻るには時間がかかると見込んでいる」と指摘。

英企業のCFOにとっては、他のリスク要因は新型コロナの陰に隠れているという。

一方、英製造業界団体メークUKは20日、10月末が期限の政府の給与補助制度について、主要業界を対象に6カ月延長するよう求めた。

同団体のスティーブン・フィップソン最高経営責任者(CEO)は「現時点で産業界のV字回復は現実味が薄い」と指摘し、雇用喪失による影響を和らげるため、主要な戦略部門に対する給与補助制度の延長が必要だと訴えた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください