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中国、2つの債券市場で相互取引可能に 銀行間と取引所

ロイター / 2020年7月20日 11時35分

 7月20日、中国人民銀行(中央銀行)は19日、国内の債券市場について、銀行間市場と取引所市場の相互取引を可能にする方針を明らかにした。写真は北京で2018年9月撮影(2020年 ロイター/Jason Lee)

[北京 19日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は19日、国内の債券市場について、銀行間市場と取引所市場の相互取引を可能にする方針を明らかにした。両市場の統合を図り、金融政策の効果波及とマクロ経済運営を円滑化する狙いがある。

人民銀の発表文によると、適格投資家は両市場を連結する「コネクト」の仕組みを通じて、両市場で取引される債券を売買できるようになる。

1997年に創設され、人民銀が所管する銀行間債券市場は銀行が取引を独占し、発行高と取引高で取引所市場を大幅に上回る。

取引所市場は中国証券監督管理委員会(証監会)が所管し、証券会社や投資ファンド、個人が参加している。

人民銀のデータによると、2019年末時点の中国の債券発行残高は99兆1000億元(1430億ドル)に上り、このうち銀行間債券市場が全体の87.2%に相当する86兆4000億元を占めた。

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