米ファイザーと独社のコロナワクチン、追加データで有望性確認

独バイオ医薬のビオンテックと米製薬ファイザーは２０日、開発中の新型コロナウイルスワクチンに関する臨床試験（治験）で得られた追加データを公表し、安全性や被験者の免疫反応が確認されたと明らかにした。ニューヨークで昨年７月撮影（２０２０年　ロイター/BRENDAN MCDERMID）

［２０日　ロイター］ - 独バイオ医薬のビオンテック<22UAy.F> と米製薬ファイザー は２０日、開発中の新型コロナウイルスワクチンに関する臨床試験（治験）で得られた追加データを公表し、安全性や被験者の免疫反応が確認されたと明らかにした。

発表データは６０人の健康な被験者を対象としたドイツでの治験に基づく。治験の手法は米国での治験と同様。両社は今月初め、同ワクチンが初期段階の治験で有効性や十分な忍容性（副作用への耐用性）を示したと発表した。