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米シカゴ、一部店舗への営業規制強化 フロリダの感染者急増続く

ロイター / 2020年7月21日 7時13分

米シカゴのライトフット市長は20日、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、一部店舗に対する営業規制を強化すると発表した。写真は制限緩和の第4段階に移行したニューヨークの自由の女神(2020年 ロイター/CARLO ALLEGRI)

[20日 ロイター] - 米シカゴのライトフット市長は20日、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、バーなど一部店舗に対する営業規制を強化すると発表した。フロリダ州では新規感染者が6日連続で1万人を超えた。

全米の感染状況は悪化が続いている。7月に新規感染者数がこれまでの最多を記録した州は32州に上り、15州は死者の増加数が最多を更新した。ロイターの集計によると、死者数、入院者数、検査の陽性率はいずれも上昇を続けており、少なくとも15州で入院患者が7月に入り最多を更新した。

フロリダ州は20日、新たな感染者数が1万0347人と6日連続で1万人を超えた。新たな死者は92人で、合計5183人となった。

感染拡大への対応を巡り批判を浴びているフロリダ州のデサンティス知事は前週末、検査の陽性率や新型コロナに絡む救急外来の利用はここ数週間で低下傾向にあると指摘している。

同州の教職員組合は20日、教員や生徒の健康を危険にさらすとして対面授業の再開中止を求め、デサンティス知事ら当局者を提訴した。

シカゴのライトフット市長は、24日からバーなど酒類を提供する店舗での屋内サービスや、シェービング、フェイシャルエステなどマスクを外す必要のあるサービスなどを禁止すると発表した。

同市長は声明で「これまでに見られた感染のピークに近づいているわけではないが、以前の状況に逆戻りするのは避けたい」と述べた。

この他、ロサンゼルス市も新たな外出自粛措置導入の瀬戸際にある。

一方、一時は感染の中心地だったニューヨーク州では入院患者数が4カ月ぶりの水準に減少し、ニューヨーク市は20日、コロナ制限緩和の第4段階に移行した。第4段階では動物園など感染リスクの低い娯楽施設などが再開。施設の収容人数は33%に制限される。飲食店の屋内営業は引き続き禁止される。

ニューヨーク州のクオモ知事は、19日時点でコロナ感染による新たな死者は8人にとどまったほか、コロナ感染による総入院患者数は716人と3月18日以降で最小だったと明らかにした。

*内容を追加しました。

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