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米国務長官、対イラン国連制裁の復活へロシアと中国けん制

ロイター / 2020年8月20日 10時53分

 ポンペオ米国務長官は19日、イランに対する国連制裁の全面復活に向け、ロシアと中国をけん制した。写真は7月の記者会見、代表撮影(2020年 ロイター/Tom Brenner)

[ワシントン 19日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は19日、イランに対する国連制裁の全面復活に向け、ロシアと中国をけん制した。

トランプ米大統領は19日、イランに対する国連制裁の全面復活に向けた手続きを開始する意向を国連安全保障理事会に通知するよう、ポンペオ氏に指示したと明らかにした。

ポンペオ氏はフォックスニュースとのインタビューで、ロシアと中国が国連の対イラン制裁復活を拒否した場合、米国は両国をターゲットにするかとの質問に対して「もちろんだ」と答えた。

「米国はこれまでそうしたことを行っている。米国の制裁に違反した国に対してわれわれはその責任を取らせている。安保理制裁に関しても同様のことを行う」と説明した。

米国務省は、ポンペオ氏が20─21日にニューヨークを訪れ、安保理への通知を行うと発表した。

ロイターは18日、ポンペオ氏が20日にニューヨークを訪れ、イランに対する国連制裁の全面復活を求めるとともに、グテレス国連事務総長とも会談すると報じていた。

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