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はしかなどの予防接種、米当局が薬剤師に許可 コロナ封鎖で減少

ロイター / 2020年8月20日 11時35分

 米厚生省は19日、薬剤師による子どもへの定期的なワクチン接種を認可すると発表した。新型コロナ感染拡大を受けたロックダウンによりワクチン接種が減少していることは「公衆衛生上の脅威」としている。写真は破傷風ワクチンを受ける10代女性。2014年8月撮影(2020年 ロイター/Shannon Stapleton)

[19日 ロイター] - 米厚生省は19日、薬剤師による子どもへの定期的なワクチン接種を認可すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大を受けたロックダウン(都市封鎖)により、はしかなどのワクチン接種が減少していることは「公衆衛生上の脅威」としている。

米国では預かり施設や各学校に子どもが戻っている。

米疾病対策センター(CDC)は5月、封鎖開始以来子どものワクチン接種率が低下していると報告、はしかなど他の感染症の流行への懸念を表明した。

今回の変更で、厚生省は3歳から18歳までの子どもに対するワクチン接種を薬剤師が指示・管理することを許可。「子どものワクチン接種率低下は公衆衛生の脅威であり、COVID-19(新型コロナ感染症)に伴う弊害といえる」との声明を発表した。

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