トランプ氏、TikTokのオラクル提携案を支持 提供禁止は延期
ロイター / 2020年9月20日 14時34分
トランプ米大統領は、中国バイトダンス傘下の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業について、継続を可能にする案を基本的に支持すると表明した。写真はカリフォルニア州カルバー・シティで15日撮影(2020年 ロイター/Mike Blake)
[ワシントン/ニューヨーク 19日 ロイター] - トランプ米大統領は、中国・北京字節跳動科技(バイトダンス)傘下の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業について、継続を可能にする案を基本的に支持すると表明した。
また米商務省は19日、TikTokの提携案が完了できるように、20日夜に予定していたTikTokの米国内での新規ダウンロードやアップデートの禁止を1週間延期すると発表した。提携案は対米外国投資委員会(CFIUS)による承認が必要。
商務省が18日にTikTokと対話アプリ「微信(ウィーチャット)」の米国内でのダウンロードを20日から禁止する方針を明らかにしたことを受け、バイトダンスは措置の回避に向けて急いでいた。
一方で、ウィーチャットのダウンロード禁止命令は20日夜に発効する見通し。
トランプ大統領は、TikTokは新会社「TikTokグローバル」が所有することになり、米国、おそらくテキサス州に本社を置くと述べた。
米ソフトウエア大手オラクル
バイトダンスは米国で2万5000人の新規雇用を創出することに合意。これまでのわずか1000人超から大幅に増加した。またトランプ氏は、提携案の一環として50億ドルの米教育向け基金が設立されると述べた。
提携案では、バイトダンスがTikTokのソースコードを維持するが、オラクルによるコード調査が可能になる。オラクルのキャッツ最高経営責任者(CEO)は「TikTokに非常に安全な環境を提供し、米国ユーザーのデータ保護を確実にできると100%自信がある」と述べた。
ロイターは17日、TikTokグローバルの取締役会は米国人が過半数を占め、CEOも米国人が就任すると報じた。ウォルマートは19日、ダグ・マクミロンCEOが取締役会メンバー5人のうち1人になると見通しだと発表した。
ただ、TikTokの提携案は中国当局の承認を得る必要がある。トランプ大統領は「何が起こるか、それとも起こらないかみてみよう」と述べた。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1K2で邦人男性2人滑落 安否不明、パキスタン
共同通信 / 2024年7月27日 23時38分
-
2イスラエル軍が難民キャンプの学校を空爆、30人死亡「標的は指揮統制センター」…ガザ中部
読売新聞 / 2024年7月27日 20時53分
-
3佐渡金山、世界遺産に登録決定 強制労働主張の韓国同意
共同通信 / 2024年7月27日 14時40分
-
4世界遺産に「北京の中軸線」が選定 天安門事件の舞台「天安門広場」が含まれたことに賛否
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月27日 22時11分
-
5トランプ氏「彼女は無礼だ」とハリス氏を批判…会談でネタニヤフ氏に「闘いに尽力する」
読売新聞 / 2024年7月27日 19時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)