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トランプ氏、ケネディ元大統領とキング牧師の暗殺の機密文書公開へ

ロイター / 2025年1月20日 10時23分

 1月19日、トランプ米次期大統領は首都ワシントンでの集会で、第35代大統領のジョン・F・ケネディ氏、弟のロバート・ケネディ元上院議員、米公民権運動の黒人指導者マーティン・ルーサー・キング牧師の暗殺に関する機密文書を数日以内に公開すると語った。1963年、ダラスで撮影(2025年 ロイター)

Gram Slattery

[ワシントン 19日 ロイター] - トランプ米次期大統領は19日に首都ワシントンでの集会で、第35代大統領のジョン・F・ケネディ氏、弟のロバート・ケネディ元上院議員、米公民権運動の黒人指導者マーティン・ルーサー・キング牧師の暗殺に関する機密文書を数日以内に公開すると語った。大統領復帰を翌日に控えたこの日、3人の暗殺について「関連する残りの記録や、他の一般からの関心が高いトピックについて公開する」と明言した。

トランプ氏は大統領選の選挙戦で、1963年に起きたケネディ大統領(当時)の暗殺に関する機密情報と、法執行機関の文書を公開すると約束していた。

トランプ氏は1期目の2017─21年にも同様の約束をし、文書の一部を公開した。しかし、最終的には米中央情報局(CIA)と米連邦捜査局(FBI)からの圧力に屈し、国家安全保障上の懸念を理由に多くの文書を非公開のままにした。

トランプ氏はどの文書を公開するのかは特定せず、機密を包括的に解除することも約束しなかった。キング牧師とロバート・ケネディ氏は1968年に暗殺された。

ケネディ元大統領の暗殺は元海兵隊員の故リー・ハーベイ・オズワルド容疑者による単独犯行と結論付けられ、司法省をはじめとする連邦政府機関はこの数十年間にその結論を何度も訴えてきた。しかし、オズワルド容疑者は事件後に射殺されており、世論調査によると多くの米国人はより広範な陰謀があったとの見方をしている。

ロバート・ケネディ氏の息子で、ケネディ元大統領のおいに当たるロバート・ケネディ・ジュニア氏はケネディ元大統領の暗殺にはCIAが関与していたと考えていると主張し、CIAは根拠がないと反論していた。また、ロバート・ケネディ氏は複数の銃撃犯によって殺されたと信じているとも言及しており、これも公式の証言と矛盾する。

トランプ氏は、ロバート・ケネディ・ジュニア氏を厚生長官に指名している。

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