トランプ氏、就任初日に関税発動見送りへ ユーロ・ポンド急騰
ロイター / 2025年1月21日 0時19分
トランプ次期米大統領は就任を迎える20日に貿易赤字と不公正な貿易慣行を調査するよう各機関に指示する計画だが、新たな関税の発動は見送る見通し。同日撮影(2025年 ロイター/Carlos Barria)
[20日 ロイター] - トランプ次期米大統領は就任を迎える20日に貿易赤字と不公正な貿易慣行を調査するよう各機関に指示する計画だが、新たな関税の発動は見送る見通し。トランプ次期政権の当局者が明らかにした。
同当局者によると、調査対象として中国、カナダ、メキシコを名指ししているが、新たな関税は発表しないという。具体的には、中国が米国と2020年に結んだ貿易協定を順守しているか、また米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の状況を検証するよう各機関に指示するとしている。
報道を受け、ユーロとポンドが急騰。ユーロは1.5%高の1.0425ドルとなり、1日の上昇幅としては2023年11月以来最大の上げとなる見通し。ポンドも1%超上昇している。
オフショア人民元も上げ幅を拡大し、0.96%高の1ドル=7.27元で推移している。
この記事に関連するニュース
-
関税強化、初日見送りへ トランプ氏、貿易調査指示
共同通信 / 2025年1月21日 0時45分
-
トランプ関税は米自動車産業に打撃、中国の利益に=ミシガン州知事
ロイター / 2025年1月16日 7時19分
-
アングル:メキシコ大統領の「対トランプ」戦略が高評価 関税回避に期待
ロイター / 2025年1月15日 18時15分
-
アングル:トランプ氏の関税公約で注目集める5つの市場、当面動揺継続か
ロイター / 2025年1月10日 11時15分
-
米国経済はソフトランディングの見通しも トランプ政策によってインフレ過熱シナリオが浮上(後編)
Finasee / 2024年12月24日 6時30分
ランキング
-
1中国、事件発生から2カ月余りで死刑執行 珠海で35人死亡の車暴走と無錫の8人切り付け
産経ニュース / 2025年1月20日 16時48分
-
2人質解放、歓喜するイスラエル市民=帰還の3人、涙流し家族と抱擁
時事通信 / 2025年1月20日 8時28分
-
3人質帰還を喜ぶテルアビブ市民、パレスチナ人釈放には「テロリストが野放しになる」と反対論も
読売新聞 / 2025年1月20日 18時52分
-
4インドネシア大統領、支持率81% 無料給食など評価
ロイター / 2025年1月20日 15時47分
-
5尹大統領、弾劾審判出席へ 捜査当局、連行できず
共同通信 / 2025年1月20日 23時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください