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ECBによる年内3─4回の利下げ観測「妥当」=クロアチア中銀総裁

ロイター / 2025年1月21日 1時45分

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのブイチッチ・クロアチア中銀総裁は20日、ECBの利下げに対する市場の観測は妥当であり、インフレ見通しを巡るリスクはおおむね均衡しているとの考えを示した。2024年7月撮影(2025年 ロイター/Jana Rodenbusch)

[フランクフルト 20日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのブイチッチ・クロアチア中銀総裁は20日、ECBの利下げに対する市場の観測は妥当であり、インフレ見通しを巡るリスクはおおむね均衡しているとの考えを示した。

米連邦準備理事会(FRB)の利下げ回数の減少を主因に、ECBが年内最大5回の利下げを行うとの見方は年初以降後退しつつある。

ブイチッチ総裁はLCマクロアドバイザーズとのウェビナーで、年内の利下げ回数が4─5回から3─4回になるとの織り込みが進んでいる面について「妥当だと思う」と指摘。「足元の市場の織り込みに違和感はない」と述べた。

ECBは景気後退を避けながらインフレ率を低下させる「ソフトランディング(軟着陸)」に成功したものの、成長の大幅な回復は見込めず、経済停滞のリスクは高まっているとの認識も示した。

市場は今月30日のECB理事会で中銀預金金利が3%に引き下げられとの見方を完全に織り込んでおり、年末までに2%になるとみている。

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