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米、バイオ燃料混合率を2050年までに最大30%へ=農務省

ロイター / 2020年2月21日 10時14分

[ワシントン/シカゴ 20日 ロイター] - 米農務省は20日、燃料輸送に混合するバイオ燃料の比率を2050年までに最大30%にする目標を発表した。

米エネルギー情報局(EIA)によると、国内製油所は現在、200億9000万ガロンのバイオ燃料の混合が20年に義務付けられている。これは、見込まれる原油生産の約10%に相当する水準だ。

環境保護局(EPA)は過去2年、石油企業数十社に対してバイオ燃料の混合義務の適用を免除したため、トランプ大統領はトウモロコシ由来のエタノール生産業界から批判を受けている。

農務省は「われわれは、再生可能エネルギーの原料生産を増やすことができる。バイオ燃料生産の効率性と競争力を高め、混合率を30年は15%、50年までに30%にする目標達成を目指す」としている。

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