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米民主党ウォーレン氏が300万ドル借り入れ、選挙資金の枯渇懸念

ロイター / 2020年2月21日 17時35分

 2月20日、米大統領選の民主党候補指名争いで、エリザベス・ウォーレン上院議員(写真)は1月に1040万ドルを調達し、他の大半の候補者よりも多くの資金を集めた。写真は19日、候補者討論会に参加したウォーレン議員(2020年 ロイター/Mike Blake)

[ニューヨーク/ワシントン 21日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補指名争いで、エリザベス・ウォーレン上院議員は1月に1040万ドルを調達し、他の大半の候補者よりも多くの資金を集めた。ただし、選挙活動への支出も積極化したことから、資金の枯渇を懸念し、300万ドルの借り入れを行っていたことが分かった。

各候補が20日に提出した開示資料で判明した。ジョー・バイデン前副大統領は900万ドル、前インディアナ州サウスベンド市長のブティジェッジ氏は600万ドルを調達した。

開示資料によると、ウォーレン氏の選挙資金の月末残高は230万ドルだった。

大統領選に向け党指名を目指す候補者は20日に、資金調達額や資金の使途などを説明した資料を提出することが義務付けられていた。選挙戦は長期に及ぶことから、候補の資金調達力は重要な意味を持つ。

民主党候補のうち、少なくとも2人は資金繰りに問題がないようだ。世界有数の富豪であるマイケル・ブルームバーグ元ニューヨーク市長は自己資金で選挙選を戦っており、4億6000万ドル以上を投入。バーニー・サンダース上院議員は1月に2500万ドルを調達、月末残高は1700万ドルとなっている。

民主党の候補全体では、献金と自己資金を含めこれまでに12億ドルを調達した。

ウォーレン氏は資金の97%近くを使い果たし、有力候補の中で初めて借り入れに頼った。ウォーレン氏陣営の報道官によると、2月の資金調達状況は良好で「最初の20日間で1700万ドル以上を集め、すでに月間記録を更新した」という。

*内容を追加しました。

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