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アジア株式市場サマリー:引け(21日)

ロイター / 2020年4月21日 20時28分

[21日 ロイター] - 中国株式市場は下落。前日の取引で米原油先物が急落、米WTI原油先物の期近5月物が史上初めてマイナス圏に陥ったことを受けて、リスク資産が敬遠された。

中国国家衛生健康委員会の21日の発表によると、20日に本土で新たに確認された本土の新型コロナ感染者は11人。新たな死者は前日に続きゼロ。

陝西省では21日、新たに新型コロナウイルス感染者21人が確認された。

香港市場も大きく下落。ハンセン指数は4月6日以来の低水準を付けた。

香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は21日、新型コロナウイルス感染抑制のため社会的距離(ソーシャルディスタンス)政策を14日間延長することを明らかにした。

シドニー株式市場は続落して引けた。オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)のロウ総裁の悲観的な経済見通しを受け、先行き懸念が一層強まったほか、原油価格の暴落がエネルギー株を押し下げた。

ロウ総裁は新型コロナウイルスの感染拡大防止策で、今年前半の豪経済が1930年代以来の大きな縮小に陥る公算が大きいとの見通しを示した。

オーストラリアは感染ペース鈍化の兆候が出る中、制限措置を緩和したが、失業者の増加が依然として問題となっている。

原油相場に一時持ち直しの動きがみられたもののエネルギー株指数<.AXEJ>は2%下落で終えた。

ヘルスケア株指数<.AXHJ>も2.6%下落。

産金株指数<.AXGD>は金相場の上昇を背景に1.9%上昇。

金融株指数<.AXFJ>は2.1%安で、四大銀行はいずれもマイナス圏で引けた。

ソウル株式市場は続落して引けた。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の「重体」報道を受け、北朝鮮関連銘柄が下落した。

米CNNは金委員長が手術後に重体に陥ったと報道。韓国、中国両政府は報道を疑問視した。北朝鮮関連銘柄の現代エレベーター<017800.KS>とレジャー運営アナンティ<025980.KQ>がそれぞれ4.7%と3.6%下落した。

DSインベストメント・アンド・セキュリティーズのアナリストは「市場は北朝鮮に関する不安定性の高まりに一時的に反応したが、長く続かないだろう。金正恩氏の父が亡くなった時、相場は3%超下落したが、翌日には立て直した」と述べた。

海外勢は4925億ウォン相当の売り越しだった。

(リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)

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