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英EU通商交渉、バルニエ氏が英政府の批判に反論

ロイター / 2020年5月21日 10時36分

 5月20日、EUで英国の離脱協議を担当するバルニエ首席交渉官(写真は)、EUが他の貿易相手国に認めている優遇条件を英国が自動的に受ける資格はないとの認識を示した。写真は15日、ブリュッセルで代表撮影(2020年 ロイター)

[ブリュッセル 20日 ロイター] - 欧州連合(EU)で英国の離脱協議を担当するバルニエ首席交渉官は20日、EUが他の貿易相手国に認めている優遇条件を英国が自動的に受ける資格はないとの認識を示した。

これに先立ち、英政府の交渉責任者は、EUが英国に提案している通商協定について「比較的質が低い」と批判していた。

バルニエ氏は、これについて「EUは他の状況であれば(英国とは)往々にして非常に異なる他のパートナーに優遇条件を提示・付与していたかもしれないが、そのような条件を自動的に受ける権利はない」と主張。

「オープンで公正な競争の維持を保証する用意がないのであれば、英国はEU単一市場への質の高いアクセスは期待できない」として、「公正な競争環境」の確保が必要だと訴えた。

バルニエ氏は、英国が移行期間の終了後もEUとの自由貿易を望むのであれば、補助金・競争・気候変動・税制・労働分野の規範を守る必要があると主張。

双方は6月末までに協議の進展状況を見極め、移行期間を今年末以降まで延長するかどうか判断する必要があるが、英政府はこれまで、延長に否定的な立場を示している。

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