米ミシガン州、小規模集会や一部店舗の営業再開を許可

米ミシガン州のホイットマー知事（写真）は２１日、経済再開に向けた一段の措置を発表した。新型コロナウイルス感染拡大を抑制するガイドライン順守を前提に、小規模集会の開催や一部店舗の営業再開を認める。２０日撮影（２０２０年　ロイター/REBECCA COOK）

［デトロイト　２１日　ロイター］ - 米ミシガン州のホイットマー知事は２１日、経済再開に向けた一段の措置を発表した。新型コロナウイルス感染拡大を抑制するガイドライン順守を前提に、小規模集会の開催や一部店舗の営業再開を認める。

記者会見で、ソーシャル・ディスタンシング（社会的距離）措置が順守される限り、最大１０人の集会を即時許可すると発表。小売店や自動車のショールームは２６日から予約制で営業を再開できるほか、動物病院や歯科医院、医療サービスなどは２９日から再開を認めるとした。

一方で、５月２８日まで実施予定の外出制限措置は短期的に延長される可能性が高いとした。

同州では、ホイットマー知事が厳しい外出制限を継続していることで、地元当局者や企業幹部の間で制限措置に不満が高まるなど、知事への反発が広がっていた。