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米FB、データポータビリティ法案を支持 FTC公聴会控え

ロイター / 2020年8月21日 14時29分

 8月21日、米フェイスブックは、特定のサービスのプラットフォーム上に蓄積されたユーザーのデータを他社のプラットフォームに容易に移動できる「データポータビリティー」を実現する法案を支持する考えを示した。写真はサラエボで4月撮影(2020年 ロイター/Dado Ruvic)

[ワシントン 21日 ロイター] - 米フェイスブック は21日、特定のサービスのプラットフォーム上に蓄積されたユーザーのデータを他社のプラットフォームに容易に移動できる「データポータビリティー」を実現する法案を支持する考えを示した。9月22日の公聴会を前に連邦取引委員会(FTC)へ意見を伝えた。

ユーザーのデータが大手IT(情報技術)企業に集中的に蓄積されると、ユーザーは他のサービスに移行しにくくなり、小規模事業者の参入が難しくなると指摘されている。データポータビリティーは、こうした問題を解決すると期待されている。

フェイスブックは今年4月、米国とカナダ国内でユーザーがアルファベット傘下のグーグル・フォト に写真や動画を移動させることを可能にしたが、巨大IT企業の反トラスト法(独占禁止法)に関する調査を進めている米規制当局や議会への対処とみられる。

データポータビリティーは、欧州では一般データ保護規則に基づき義務付けられている。カリフォルニア州でも消費者保護法下で定められている。

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