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米ナスダック、第3四半期は利益が予想上回る インデックス事業好調

ロイター / 2020年10月22日 8時5分

10月21日、金融市場運営会社の米ナスダックが発表した第3・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。ナスダックで2012年5月撮影(2020年 ロイター/Shannon Stapleton)

[21日 ロイター] - 金融市場運営会社の米ナスダック が21日に発表した第3・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。インデックス事業の好調や株式売買の増加が利益を押し上げた。

第3・四半期の調整後1株当たり利益は1.53ドルで、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の1.46ドルを上回った。

純利益は2億6400万ドル(1株当たり1.58ドル)で、前年同期の1億5000万ドル(同0.90ドル)から増加した。

ジェフェリーズのアナリストは、インデックス事業の伸びが収益に大きく貢献したと指摘した。

新型コロナの感染拡大でハイテク株への需要が高まり、構成銘柄にハイテク企業が多いナスダック100指数<.NDX>は大幅上昇している。ただ、ナスダックは同指数以外の指数やライセンス事業も展開している。

インデックスを含むインフォメーションサービス部門の収入は20%増の2億3800万ドルだった。

純収入は13%増の7億1500万ドル。マーケットサービス部門の純収入は、株式売買の増加を背景に15%増加した。

アディナ・フリードマン最高経営責任者(CEO)はアナリスト向け電話会議で、市場の大幅変動や新たな個人投資家が取引水準を押し上げたとし、若年層投資家の増加で株式売買が活発になるとの見方を示した。

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