アルゼンチン、ロシア製コロナワクチンを60歳以上にも承認
ロイター / 2021年1月21日 17時2分
1月20日 アルゼンチン政府は新型コロナウイルスのロシア製ワクチン「スプートニクV」の60歳以上への使用を承認したと発表した。写真はスプートニクV。2020年12月、ロシアのロストフ・ナ・ドヌーで撮影(2021年 ロイター/Sergey Pivovarov)
[ブエノスアイレス 20日 ロイター] - アルゼンチン政府は20日、新型コロナウイルスのロシア製ワクチン「スプートニクV」の60歳以上への使用を承認したと発表した。60歳にならない年齢層での利用はすでに承認されている。国外で同ワクチンの接種拡大を目指すロシアにとっては追い風となる。
アルゼンチン政府筋によると、今回の承認で、61歳のフェルナンデス大統領も接種対象となった。「大統領の接種に道が開かれた。大統領はすぐにでも接種を受ける」という。
同国の薬事当局である医薬品食品医療技術管理局(ANMAT)は声明で、スプートニクVの新たなデータや文書を入手して分析したところ「60歳以上の年齢層で安全性と有効性が容認範囲だった」と説明した。そうした年齢層で有効性は91.8%で、安全性も他の年齢グループと変わらなかったとしている。
16日には2回接種型のスプートニクVの後半接種用に約30万回分がモスクワからアルゼンチンに到着している。同国では昨年12月後半に医療関係者向けの1回目の接種を開始した。月内や来月にさらなる到着が見込まれている。
国境を接するパラグアイも先週、スプートニクVを承認し、ロシア国外で同ワクチンを承認したのは8カ国となった。やはり国境を接するボリビアも緊急使用を承認している。
この記事に関連するニュース
-
ウクライナ人男性3人、ルーマニア国境の川で水死 徴兵逃れか
AFPBB News / 2024年5月8日 11時34分
-
ウクライナ、国外在住男性のパスポート申請制限 兵員不足に対応
ロイター / 2024年4月25日 9時27分
-
虫除け剤の輸入要件を緩和、デング熱の大流行に対応(アルゼンチン)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年4月12日 1時10分
-
「HPVワクチン」に疑問を持つ人が知らない事実 男性への接種補助も一部の自治体でスタート
東洋経済オンライン / 2024年4月11日 11時50分
-
流行危機なのに「麻疹ワクチン」が足りない大問題 武田は自主回収、第一三共・田辺三菱は出荷制限
東洋経済オンライン / 2024年4月11日 11時40分
ランキング
-
1ロシア戦術核兵器の演習計画、プーチン氏「異例ではない」
ロイター / 2024年5月9日 20時18分
-
2「交渉でのイスラエルの立場を損ねた」イスラエル軍のラジオ局 バイデン大統領の“武器供与停止”示唆受け
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月9日 23時49分
-
3イスラエル首相、強硬姿勢崩さず 休戦交渉不調に終わる
ロイター / 2024年5月10日 7時31分
-
4台湾・頼清徳次期総統「台湾有事は日本有事」に「独立を図るものだ」と中国反発
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月9日 18時23分
-
5ガザへの支援物資空中投下、ハマスが中止要請 2人死亡受け
AFPBB News / 2024年5月10日 12時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください