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豪でワクチン接種始まる、モリソン首相が「先陣」

ロイター / 2021年2月22日 7時31分

2月21日、オーストラリアで新型コロナウイルスの接種が始まった。写真はモリソン首相。羽田空港で2020年11月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato )

[シドニー 21日 ロイター] - オーストラリアで21日、新型コロナウイルスの接種が始まった。モリソン首相は初回の接種を受けるとともに、社会の正常化に向けた「大きな歩み」となる接種計画の開始を宣言した。

モリソン氏が接種されたのは米ファイザー/独ビオンテックが開発したワクチン。この日の初回接種はシドニーのキャッスルヒル医療センターで実施され、モリソン氏のほか、ごく少数の高齢者施設従業員や最前線医療従事者などもワクチンを接種した。

22日には「フェーズ1-A」として高齢者・障害者施設の従業員、国境管理や隔離の担当者に、続いて「1-B」として55歳超の高齢者や救急医療現場で働く人々などを対象に随時接種を拡大していく方針。3月までに最大400万人が免疫を獲得できる見通しだ。

モリソン氏はワクチン接種後記者団に「これは大々的な局面転換の始まりだ。本日以降、1日ごとに正常化が近づく」と強調した。

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