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タイ、外国人観光客の強制隔離措置を再導入 オミクロン株警戒

ロイター / 2021年12月21日 19時26分

 タイ政府は、新型コロナウイルス対策の一環で、外国人観光客に対する強制隔離措置を再導入することを明らかにした。バンコクのスワンナプーム国際空港で11月撮影(2021年 ロイター/Chalinee Thirasupa)

[21日 ロイター] - タイ政府は、新型コロナウイルス対策の一環で、外国人観光客に対する強制隔離措置を再導入することを明らかにした。オミクロン株の流行に対する懸念が背景。

隔離免除で入国を認める制度「テスト・アンド・ゴー」の新規登録を21日以降停止する。外国人観光客はホテルでの7─10日間の隔離が必要になる。

対象エリア内を自由に旅行できる制度「サンドボックス・プログラム」も、プーケット島を除いて停止する。

タイでは前日、オミクロン株の市中感染が初めて報告された。

タイ政府は11月、約1年半ぶりに外国人観光客の受け入れを再開した。

テスト・アンド・ゴーとサンドボックス・プログラムにすでに登録している約20万人は対象外となる。

政府報道官は「旅行客を遮断するのではなく、一時的に入国を停止する措置だ」と説明。今回の決定は来年1月4日に見直すという。

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