米下院共和党、国防歳出法案審議開始へ21日に再び採決＝議長

９月２０日、米共和党のマッカーシー下院議長（写真）は、２０２４年度国防歳出法案の審議開始に向けた手続き上の採決を２１日に再度実施すると表明した。ワシントンの米議会で同日撮影（２０２３年　ロイター/Jonathan Ernst）

[２０日 ロイター] - 米共和党のマッカーシー下院議長は２０日、２０２４年度国防歳出法案の審議開始に向けた手続き上の採決を２１日に再度実施すると表明した。

マッカーシー氏はまた、今月末の政府機関閉鎖を回避するための短期的なつなぎ予算法案についても合意に「かなり近づいている」との認識を示した。

２４年度の他の歳出法案についても前進させる意向を示した。

下院は１９日、２４年度国防歳出法案の審議開始に向けた法案を２１４対２１２で否決した。共和党の保守強硬派５人が民主党に加わり反対した。

共和党は２０日に非公開会合を行い、協議は２時間半に及んだ。

マッカーシー氏は反対した５人のうち２人を説得し、立場を変更させることができたと記者団に述べた。