デサンティス氏、化石燃料増産を表明 EVシフトに消極姿勢
ロイター / 2023年9月21日 10時28分
2024年米大統領選の共和党候補指名を目指すフロリダ州のデサンティス知事は20日、テキサス州で演説し、自身が当選すれば米国の電気自動車(EV)シフトを遅らせ、ESG(環境・社会・企業統治)関連規制を撤廃すると表明した。写真は共和党候補者の討論会で話すデサンティス氏(左から2人目)。8月23日、ウィンスコンシン州ミルウォーキーで撮影(2023年 ロイター/Brian Snyder)
Gram Slattery
[ワシントン 20日 ロイター] - 2024年米大統領選の共和党候補指名を目指すフロリダ州のデサンティス知事は20日、テキサス州で演説し、自身が当選すれば米国の電気自動車(EV)シフトを遅らせ、ESG(環境・社会・企業統治)関連規制を撤廃すると表明した。
温室効果ガス排出削減の国際合意から脱退し、国内の化石燃料生産を大幅に拡大する方針も示した。
地球温暖化や気候変動について不安をあおる動きが見られるとしたほか、「人類は気候災害に対しかつてなく安全になった」などと主張した。
また、自身の政権は外交政策や安全保障に関する主要な文書で「気候変動」という表現を「エネルギー支配」に置き換えると表明。米国のエネルギー支配を通じてインフレを抑え、ガソリン価格を下落させると述べた。トランプ前政権もエネルギー支配をテーマに掲げていた。
デサンティス氏は「バイデン(大統領)のEV義務を撤廃」し、カリフォルニア州や官僚が米国の環境基準を設定するのを阻止するとも述べた。
米環境保護局(EPA)が提案したルールでは、32年までに新車市場の3分の2がEVにシフトする可能性がある。カリフォルニア州は自動車の排ガスを削減するため一段と厳しい独自ルールの導入を目指している。
この記事に関連するニュース
-
日本の解き方 トランプ氏とEVと化石燃料 民主党の環境政策の逆をいく分かりやすさ 米国のエネルギー供給国化は日本にとってメリットが多い
zakzak by夕刊フジ / 2024年7月30日 11時0分
-
情報BOX:民主党候補指名有力なハリス氏、重要ビジネス分野での実績
ロイター / 2024年7月23日 10時6分
-
トランプ氏が米共和党大統領候補の指名受諾演説、国民に団結呼びかけ、現政権との対立軸強調(米国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年7月22日 11時10分
-
EV普及策「初日で終了する」 トランプ氏、石油増産も表明
共同通信 / 2024年7月20日 0時44分
-
第1回米大統領候補者討論会、政策議論は深まらず(米国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年7月1日 11時20分
ランキング
-
1高速鉄道TGVの破壊行為関与か、極左活動家の男を拘束 フランス当局、工具など所持
産経ニュース / 2024年7月29日 20時43分
-
2フランス一部通信設備に破壊行為 ケーブル切断 26日との関連不明
ロイター / 2024年7月29日 20時22分
-
3日台の絆「ますます深く」=地方議員サミットでメッセージ―頼総統
時事通信 / 2024年7月29日 22時13分
-
4列車がトラックと衝突し脱線 約140人ケガ ロシア・ボルゴグラード州
日テレNEWS NNN / 2024年7月29日 23時10分
-
5ベネズエラで大規模デモ 大統領選抗議、衝突も
共同通信 / 2024年7月30日 8時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください