ゼレンスキー氏、米大統領・議員と会談 支援継続訴え
ロイター / 2023年9月22日 7時20分
Makini Brice Phil Stewart Patricia Zengerle
[ワシントン 21日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、バイデン米大統領とワシントンで会談した。国防総省や連邦議会も訪問し、ロシアとの戦争に対する支援継続を訴えた。ただ、野党共和党内ではウクライナへの追加支援に懐疑的な見方も出ている。
バイデン氏は会談の冒頭で「パートナーや同盟国と共に、米国民は世界があなた方と共に立つよう、できることを全てやる決意だ」と述べた。
ゼレンスキー氏は「ウクライナの子どもや家族、家、世界の自由と民主主義を守る力を強化するためワシントンに来た」と語った。
民主党のクリス・マーフィー上院議員のX(旧ツイッター)への投稿によると、ゼレンスキー氏はこれより先、議会議事堂の歴史ある旧上院議場で上院議員全員と会談し、何度もスタンディングオベーションを受けた。
民主党のチャック・シューマー上院院内総務によると、ゼレンスキー氏は上院議員に対し、ウクライナの戦争に向けた取り組みには軍事支援が不可欠で「支援が得られなければ、戦争に負ける」と述べたという。
国防総省ではオースティン国防長官ら高官と協議した。
一方、共和党議員の間では、米政府によるウクライナ支援を疑問視する声が高まっている。
共和党のJ.D.バンス上院議員は、米国は「無期限の紛争に際限のない資金を提供するよう求められている」と指摘。上下両院の共和党議員が署名し行政管理予算局(OMB)局長に宛てた、支援に疑問を呈する書簡をXに投稿し、「もうたくさんだ」と書き込んだ。
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