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独首相、アフリカのグリーンエネ事業に40億ユーロの投資約束

ロイター / 2023年11月21日 12時41分

ドイツのショルツ首相は20日、ベルリンで開催されたドイツ・アフリカのビジネスフォーラムで、2030年までアフリカにおけるグリーンエネルギー事業に40億ユーロを投資する方針を示し、これらの投資は自国のカーボンニュートラルへの移行を後押しする可能性があると述べた。 写真は独ベルリンで20日に撮影した仏大統領らと投資サミットに出席するショルツ氏(2023年 ロイター/Liesa Johannssen)

Andreas Rinke Sarah Marsh

[ベルリン 20日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は20日、ベルリンで開催されたドイツ・アフリカのビジネスフォーラムで、2030年までアフリカにおけるグリーンエネルギー事業に40億ユーロを投資する方針を示し、これらの投資は自国のカーボンニュートラルへの移行を後押しする可能性があると述べた。

ショルツ氏は、ドイツが2045年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標を達成するためには、アフリカなどから今後大量のグリーン水素を輸入する必要があると語った。

このフォーラムは、同日開かれた主要20カ国・地域(G20)「アフリカとのコンパクト」サミット前に開催された。サミットは、改革に意欲的な国々の開発課題を調整し、ビジネス機会を特定することにより、アフリカへの投資促進することが狙い。

ショルツ氏は「水素生産にはかなりの初期投資が必要で、長期的で持続的な協力に向けた明確なシグナルが必要だ」と強調。2021年後半からアフリカを5回訪問して関わりを深めてきた同氏は、サミットはそのシグナルを送ることが目的で、ドイツをパートナーとして頼りにしてほしいと呼びかけた。

40億ユーロの投資は欧州連合(EU)とアフリカのグリーンエネルギーに向けた共通の取り組みに投入される。EUは既に34億ユーロの補助金を提供すると発表した。

ドイツの昨年の対アフリカ貿易額は600ユーロ(654億ドル)。対アジアと比べると小規模だが、21年比では21.7%増えた。

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