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西側諸国、ロシア資産没収なら最低2880億ドル損失 国営通信が試算

ロイター / 2024年1月22日 7時45分

[21日 ロイター] - 国営ロシア通信(RIA)は21日、西側諸国がロシアの資産を没収してウクライナ復興に充当し、ロシアが報復に動いた場合、西側が失う資産と投資の規模は少なくとも2880億ドルに上るとの試算結果を伝えた。

ロシアのウクライナ侵攻を受け、米国やその同盟諸国はロシアの中央銀行および財務省との取引を禁止するとともに、西側にあったロシア政府の資産およそ3000億ドルを凍結した。

さらに米国と英国の当局者はここ数カ月、ベルギーや他の欧州の都市で凍結されたロシア資産を没収し、戦争で被害を受けたウクライナの復興支援に投じるための作業に動いている。

3人の関係者は2023年12月28日ロイターに、今年2月に行われる主要7カ国(G7)首脳会議でロシア資産没収を可能にする新たな法理論を協議する見通しだと明かした。

一方ロシアは、西側が強硬措置を進めれば、ロシア側にも没収できる米国と欧州諸国の資産のリストがあると警告している。

RIAが引用したデータによると、欧州連合(EU)とG7諸国、オーストラリア、スイスからのロシア向け直接投資額は22年末時点で2880億ドル。G7では英国が最大の対ロシア投資を行っており、21年末にロシア国内にあった資産は189億ドルだった。

22年末段階では、米国が96億ドル、日本が46億ドル、カナダが29億ドルのロシア関連資産を保有していた。

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