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独経済相の訪中、貿易摩擦緩和の好機 中国国営メディア論説

ロイター / 2024年6月21日 16時8分

 6月21日、中国国営メディアは、ハーベック独経済・気候保護相(写真)の今週の訪中について、ドイツにとって対立ではなく合意を求める機会となると論じた。写真は4月、ベルリンで撮影(2024年 ロイター/Liesa Johannssen)

Bernard Orr

[北京 21日 ロイター] - 中国国営メディアは、ハーベック独経済・気候保護相の今週の訪中について、ドイツにとって対立ではなく合意を求める機会となると論じた。

訪中は21日から3日間の予定。欧州連合(EU)欧州委員会は今月、中国から輸入する電気自動車(EV)に最大38.1%の追加関税を7月から課す暫定措置を発表。中国側も強く反発し、対抗措置を打ち出すなど、貿易を巡る緊張感が高まっている。

環球時報は専門家の話として「独が中・EUの貿易摩擦を対立することなく解決できれば、欧州が複数の紛争に直面している今、世界経済の秩序とガバナンスの新しいモデルを提供することになる」と伝えた。

ハーベック氏は懲罰的関税について、個人的には反対としており、かつて「中国はグローバルな課題にとって不可欠なパートナー」と述べていた。

人民日報は論説で、EUは中国にとって重要な貿易相手と指摘。中国のEV産業チェーンと欧州メーカー、特にドイツのメーカーとの間には密接な関係があるため、関税は双方に悪影響を及ぼす可能性があるとした。

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