スポットワーク仲介のタイミー、東証が上場承認 7月末にも

［東京　２１日　ロイター］ - 東京証券取引所は２１日、単発の仕事仲介アプリを運営するタイミー（東京・港）の東証グロース市場への新規株式公開（ＩＰＯ）を承認した。

上場日は７月２６日から８月１日のいずれかの日で、上場日の４営業日前までに決定する。仮条件は７月９日に決定する。

ＩＰＯに向けた売り出し株数は３２２４万５４００株で、うち海外分は２２２４万９３００株、国内分が９９９万６１００株。オーバーアロットメントによる売り出しは４８３万６８００株の予定。

想定仮条件は１２３０―１４３０円。平均値（１３３０円）で換算するとオーバーアロットメントを含む売り出し規模は約５００億円。

ジャフコグループのファンドが約５８８万株、人材サービス大手のエン・ジャパンが約３８６万株を放出する。

２０１７年に創業したタイミーの累計利用者は７００万人以上。飲食店やコンビニエンスストア、ホテルなどで１時間から働ける仕事を紹介している。ユーザーはすぐに報酬を受け取ることができ、スポットワークを探すユーザーと人手不足に直面する企業を結び、売り上げを伸ばしている。