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バイデン大統領、米大統領選から撤退表明 「ハリス氏を支持」

ロイター / 2024年7月22日 4時46分

バイデン米大統領は、米大統領選挙から撤退する意向をXで表明した。(2024年 ロイター/Carlos Barria)

[ワシントン/リホーボスビーチ(米デラウェア州) 21日 ロイター] - バイデン米大統領は21日、米大統領選挙から撤退する意向を表明し、ハリス副大統領を民主党の大統領選候補として支持すると述べた。

バイデン氏は6月下旬に行ったトランプ前大統領とのテレビ討論会で精彩を欠き、民主党内から撤退を求める声が広がっていた。

バイデン氏はXに投稿した声明で「大統領として働けたことは私の人生で最高の栄誉だ。再選を目指すつもりだったが、身を引き、残りの任期を大統領としての職務を全うすることだけに集中することが、(民主)党と国にとって最善の利益であると信じている」と述べた。

この声明はハリス氏に言及していなかったが、数分後にハリス氏への支持を表明。

「カマラ(・ハリス氏)が今年の党の候補者になるよう全面的に支持したい」と述べ、支持者にハリス陣営への寄付を呼びかけた。

共和党の大統領候補のトランプ前大統領は21日、バイデン氏の撤退表明を受け、バイデン氏よりもハリス副大統領のほうが負かしやすいとの認識を示した。

<今こそ団結を>

バイデン氏は声明で、米経済の強さを指摘し、社会保障制度や気候変動問題への取り組みなど挙げた。

その上で「国民の皆さんがいなければ、これらは成し遂げられなかった」とした。100年に一度のパンデミックと大恐慌以来最悪の経済危機を力を合わせて乗り越えたと指摘。民主主義を守り、維持し、世界で同盟関係を活性化し、強化してきたと述べた。

今週中に国民に対し、自分の決断についてさらに詳しく話す予定だとした。

ハリス氏について、「2020年の党候補者としての私の最初の決断は、カマラ・ハリス氏を副大統領候補に選ぶことだった。それは私が下した最高の決断だった。今日、私はカマラ氏が今年の党の候補者となることを全面的に支持する」と表明。「民主党の皆さん、今こそ団結してトランプ氏を倒す時だ。ともに頑張ろう」と述べた。

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