日経平均は反落で寄り付く、円高受けて幅広い業種で売り先行

　８月２１日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比４０９円５８銭安の３万７６５３円３４銭と、反落してスタートした。都内で２０２０年１０月撮影（２０２４年　ロイター／Issei Kato）

［東京　２１日　ロイター］ - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比４０９円５８銭安の３万７６５３円３４銭と、反落してスタートした。前日大引け時点から２円ほどドル安／円高が進行しており、幅広い業種で売りが広がった。足元は３００円超安の３万７７００円台前半。

主力株はトヨタ自動車が１％超安、ソニーグループが小幅安。半導体関連は東京エレクトロン、アドバンテストが１％超安。指数寄与度の高いファーストリテイリングも１％超安。このほかソフトバンクグループ、リクルートＨＬＤＧが小幅安水準となっている。

東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は０．７０％下落の２６５０ポイント近辺。東証３３業種では、空運を除く３２業種が値下がり。石油・石炭製品、保険、鉱業、機械、鉄鋼などが値下がり率上位となっている。