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米ウェイモ、自動運転タクシーの有料乗車件数が3カ月で倍増

ロイター / 2024年8月21日 9時42分

 米グーグルの親会社アルファベット傘下の自動運転車部門ウェイモは8月20日、自動運転による配車サービスの提供地域を拡大し、利用者が増えたことで、有料の乗車件数がわずか3カ月余りで週10万件に倍増したと発表した。写真はテスト中の自動運転タクシー。2022年12月、サンフランシスコで撮影(2024年 ロイター/Paresh Dave)

[サンフランシスコ 20日 ロイター] - 米グーグルの親会社アルファベット傘下の自動運転車部門ウェイモは20日、自動運転による配車サービスの提供地域を拡大し、利用者が増えたことで、有料の乗車件数がわずか3カ月余りで週10万件に倍増したと発表した。

アルファベットは1カ月前にウェイモの自動運転タクシーサービスの拡大に向け、複数年にわたり50億ドルを投資すると発表したばかり。

約700台の車両を保有するウェイモは、乗員が同乗しない有料の自動運転タクシーサービスを提供する米国で唯一の企業。6月にサンフランシスコでウェイティングリストなしで誰でも利用できるようにする一方、アリゾナ州フェニックスでの事業を拡大した。今月にはサービスをサンフランシスコ半島とロサンゼルスの一部に広げた。

最高製品責任者のサスワット・パニグラヒ氏は「人々はまだ自動運転車を遠い未来のものと考えているが、ますます多くの人にとって、それが今や日常の現実になっている」とし、ウェイモは「意図的」に「コストを最適化すること」によって事業を拡大したと説明した。

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