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米オープンAI、「ヴォーグ」出版社とコンテンツ契約 記事活用

ロイター / 2024年8月21日 11時5分

 8月20日、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を開発した米オープンAIは、米出版大手コンデナストと複数年にわたるコンテンツ契約を締結したと発表した。写真はオープンAIのロゴ。5月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[20日 ロイター] - 対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を開発した米オープンAIは20日、米出版大手コンデナストと複数年にわたるコンテンツ契約を締結したと発表した。コンデナストが傘下に持つファッション誌「ヴォーグ」や高級誌「ニューヨーカー」などのコンテンツをAI製品に活用する。

契約の金銭的条件は明らかにされていない。

オープンAIはこれまでに米誌タイム、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)、ニュースサイトのビジネス・インサイダーを所有する独アクセル・シュプリンガー、仏ルモンドなどとも同様の契約を結んでいる。

こうした提携はAIモデルの訓練に欠かせないが、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)や米ニュースサイトのインターセプトなど一部メディアは著作権を巡りオープンAIを提訴している。

オープンAIのブラッド・ライトキャップ最高執行責任者(COO)は「AIがニュースの発見と配信においてより大きな役割を果たす中、正確性、完全性、そして質の高い報道の尊重を維持できるよう」コンデナストなどのニュース出版社と協力すると述べた。

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