モルガンS、メキシコ株の投資判断「アンダーウエート」に引き下げ
ロイター / 2024年8月22日 8時47分
Marc Jones
[ロンドン 21日 ロイター] - モルガン・スタンレーは21日、メキシコ株の投資判断を「アンダーウエート」に引き下げた。
退任するロペスオブラドール大統領が、シェインバウム次期大統領のために司法・選挙制度の変更を盛り込んだ憲法改正を実現させようとしていることへの懸念が理由だ。特に最高裁判所判事を含めた全ての裁判官を国民投票で選出するという制度変更について、モルガン・スタンレーや他の金融機関は、司法システムが政治動向に連動して不安定化しかねないとみている。
メキシコは多国籍企業が最終消費地に近い場所に生産拠点を移す「ニアショアリング」の最適候補先の1つとみなされてきたが、モルガン・スタンレーは憲法改正によってそうした投資の先行きに不透明感も強まるとの見方を示した。
モルガン・スタンレーはまた、中国株については来年6月の目標水準を下方修正した。
同社によると、中国は実質国内総生産(GDP)と物価上昇率の双方で特に7月以降は目標を下回る流れになってきており、追加的な政策対応で第4・四半期に多少成長が上向いたとしても、年間成長率は政府が目指す5%に届かない可能性があるという。
最新の目標はMSCI中国株指数が56、ハンセン指数が1万7000、CSI300が3500となった。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
13週間で完売「未来のレモンサワー」再販までの道 世界初レモンスライスを入れた缶チューハイ
東洋経済オンライン / 2024年8月28日 10時0分
-
2日生、目標到達型の外貨保険廃止 乗り換え多発問題で、他社追随も
共同通信 / 2024年8月27日 16時30分
-
3大阪メトロ野江内代、地味な「難読駅」の誕生秘話 谷町線の開通記念碑が物語る地元の"悲願"
東洋経済オンライン / 2024年8月28日 7時30分
-
4若者が「仕事が面白くないから辞める」本当の理由 優秀な上司の「優秀さ」が時に部下を追い詰める
東洋経済オンライン / 2024年8月28日 8時30分
-
5最低賃金アップの波 「価格転嫁できない」中小企業はどうなる?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月28日 7時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください