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原油先物は小反発、前週の大幅安から安定化

ロイター / 2024年10月21日 11時18分

 10月21日、アジア時間の原油先物は小幅に上昇。前週は中国の需要を巡る懸念や中東での供給障害リスク後退で大幅に下落したが、安定化している。写真はナイジェリアのアブジャにあるガソリンスタンドで2022年10月撮影(2024 ロイター/Afolabi Sotunde)

Colleen Howe

[北京 21日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小幅に上昇。前週は中国の需要を巡る懸念や中東での供給障害リスク後退で大幅に下落したが、安定化している。

0120GMT(日本時間午前10時20分)時点で、北海ブレント先物は0.08ドル(0.11%)高の1バレル=73.14ドル、米WTI原油先物は0.10ドル(0.14%)高の69.32ドル。

前週は北海ブレント先物が7%超、WTIは約8%下落していた。ともに9月2日以来の大幅な下落率となった。

バイデン米大統領は18日、イスラエルとイランの対立をしばらくの間終わらせる可能性のある形で双方と取引する機会があるとの見方を示した。

ただ、中東の紛争は週末に激化した。イスラエルは20日、レバノンの親イラン武装組織ヒズボラの金融活動に関連する施設への攻撃を準備していると明らかにした。

中国人民銀行(中央銀行)は21日、銀行貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を予想通り引き下げた。

中国国家統計局が18日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は前年比4.6%増と、2023年初め以来の低い伸びとなった。

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