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核協議巡る米の呼びかけは「欺瞞」=ロシア外相

ロイター / 2024年10月21日 13時36分

ロシアのラブロフ外相(写真)は、米国にはロシア、中国、北朝鮮と前提条件なしに核協議を行う用意があるという最近のバイデン政権の声明について、偽りだとの見解を示した。ニュースサイト「Argumenty i Fakty」が21日にインタビュー内容を報じた。ラオスで10日代表撮影(2024年 ロイター)

[21日 ロイター] - ロシアのラブロフ外相は、米国にはロシア、中国、北朝鮮と前提条件なしに核協議を行う用意があるという最近のバイデン政権の声明について、偽りだとの見解を示した。ニュースサイト「Argumenty i Fakty」が21日にインタビュー内容を報じた。

ラブロフ氏は「戦略的安定性や核兵器の管理に関する前提条件なしの協議呼びかけは欺瞞(ぎまん)だ」と指摘。 

「『前提条件なし』とはどういう意味か。それは米国が教義文書でわれわれを敵と宣言する権利を留保していることを意味する」と述べた。

今年のノーベル平和賞に日本被団協が選ばれたことを受け、米ホワイトハウスは13日、「核の脅威を減らすためにロシア、中国、北朝鮮と前提条件なしに協議する用意がある」とする声明を発表した。

ラブロフ氏はこの声明について、米政府が戦場でロシアに「戦略的敗北」を与えることが目標だと公式に宣言する権利を留保していることを意味すると述べた。

ロシアはこのところ、核兵器使用の要件を引き下げ、ウクライナへの支援がロシアとの直接衝突につながり、核戦争に発展する危険性があると米国とその同盟国に警告している。

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