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国連2機関のトップ、ガザ人道支援にイスラエル首相の協力要請

ロイター / 2024年10月22日 8時36分

 10月22日、国連世界食糧計画(WFP)のシンディ・マケイン事務局長と国連児童基金(ユニセフ)のキャサリン・ラッセル事務局長は、イスラエルのネタニヤフ首相に11日付で書簡を送り、パレスチナ自治区ガザやヨルダン川西岸、レバノンの「民間人の苦しみを和らげる」人道支援に協力を求めた。写真は8月、ガザ北部ジャバリアで撮影(2024年 ロイター/Mahmoud Issa)

Michelle Nichols

[ニューヨーク 21日 ロイター] - 国連世界食糧計画(WFP)のシンディ・マケイン事務局長と国連児童基金(ユニセフ)のキャサリン・ラッセル事務局長は、イスラエルのネタニヤフ首相に11日付で書簡を送り、パレスチナ自治区ガザやヨルダン川西岸、レバノンの「民間人の苦しみを和らげる」人道支援に協力を求めた。

ロイターが入手した書簡の中で両事務局長はネタニヤフ首相に対し、「あなたの政治的意志とコミットメントがあれば、効果的で有意義な人道的行動が可能になる」と訴えた。

イスラエル首相府にコメントを求めたが、回答はまだない。

国連のデータによると、ガザに搬入される支援物資は激減している。国連はイスラエルが今月、ガザの北部を中心に支援物資の輸送を何度も阻止していると指摘してきた。

イスラエルはガザで支援物資が不足しているわけではなくイスラム組織ハマスに奪われていると主張。ハマス側はこれを否定している。

書簡は、効果的な緊急支援活動を可能にするためにイスラエル政府が義務や合意を果たすよう図り、国連職員や支援対象である民間人の安全を守るには、ネタニヤフ氏の協力が必要とした。

その上でネタニヤフ氏の「明確なコミットメント」を求める6つの分野を挙げ、書簡で挙げた問題に中心となって取り組む機関を指定するよう求めた。

また、国連や支援団体が安全に活動するためにイスラエル軍との最新の作業手順が必要とした。

国連のデータによると、230人の国連職員を含む少なくとも312人の支援団体職員がガザで殺害されている。

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