シタデル創業者グリフィン氏、少数株売却に前向き IPOは否定
ロイター / 2024年11月22日 8時41分
米大手ヘッジファンドのシタデル創業者であるケン・グリフィン氏は11月21日、将来的に自身のヘッジファンドの少数株を売却することに前向きな姿勢を示した。同日、ニューヨークで撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)
Carolina Mandl
[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米大手ヘッジファンドのシタデル創業者であるケン・グリフィン氏は21日、将来的に自身のヘッジファンドの少数株を売却することに前向きな姿勢を示した。
同氏は経済クラブ主催のイベントで、2022年にシタデル・セキュリティーズの少数株をセコイアとパラダイムに売却したことは理にかなっていると述べ、適切なパートナーとなら少数株売却を検討するとした。
現在の注力は事業の成長であり、近い将来の新規株式公開(IPO)は考えていないと述べた。
同氏はまたインタビューで、トランプ次期米大統領の移民や減税、関税政策を批判し、米国の赤字増大や企業の競争力低下を招く恐れがあると指摘した。その上で、財政健全化の必要性を訴えた。
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