世界の旅客便利用、移動制限解除後も回復鈍い見通し=IATA
ロイター / 2020年4月22日 2時37分
国際航空運送協会(IATA)は21日、新型コロナウイルス流行を受けた移動制限が解除された後も、消費者心理の後退で飛行機利用の回復が遅れるという調査結果を公表した。バルセロナで3月撮影(2020年 ロイター/Nacho Doce)
[パリ/ダブリン 21日 ロイター] - 国際航空運送協会(IATA)は21日、新型コロナウイルス流行を受けた移動制限が解除された後も、消費者心理の後退で飛行機利用の回復が遅れるという調査結果を公表した。
IATAは、まず国内や短距離旅客便が回復すると予想。ただ、新型コロナ感染が減少した後も中国では需要回復が鈍く、オーストラリアも利用客がほとんどないと指摘する。
IATAのチーフエコノミスト、ブライアン・ピアース氏は「移動制限やロックダウン(都市封鎖)が緩和しても、乗客の需要があるのかという問題がなおある」と述べた。
国内航空便は世界的に70%減少しているという。
IATAは、新型コロナの影響で世界の航空旅客収入が3140億ドル落ち込み、2500万人規模の雇用が脅かされているとみる。
調査によると、回答者の約40%が習慣的な航空便利用を再開するまで少なくとも6カ月は様子を見るとし、69%は自身の財政状態が安定化すれば利用を再開すると答えた。
調査は約4700人を対象に11カ国で行われた。
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