米英、新型コロナ巡る国際対応の必要性で合意 首脳が電話会談

トランプ米大統領とジョンソン英首相が電話会談し、新型コロナウイルスのパンデミック（世界的流行）に対する国際的な協調対応の必要性で合意した。英ワトフォードで昨年１２月撮影（２０２０年　ロイター/PETER NICHOLLS）

［ロンドン　２１日　ロイター］ - トランプ米大統領とジョンソン英首相が電話会談し、新型コロナウイルスのパンデミック（世界的流行）に対する国際的な協調対応の必要性で合意した。ホワイトハウスと英首相官邸が２１日、個別に声明を発表した。

ホワイトハウスの声明によると、ジョンソン首相はトランプ大統領に対し、自身の体調は良好で「回復への道」に向かっていると述べた。ジョンソン首相は新型コロナに感染し、一時入院していた。

また両首脳は「世界経済を再開し、医療用品を必要とする全ての人々に確実に届けるために、Ｇ７（主要７カ国）およびＧ２０（主要２０カ国・地域）による緊密な協力を再確認した」という。

英首相官邸の報道官は「両首脳が可能な限り早い自由貿易協定（ＦＴＡ）調印を含めた二国間の関係強化に向け引き続き協調していくことを約束した」と述べた。