1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

新型コロナ、家庭内の感染リスク大 外出時の5倍=調査研究

ロイター / 2020年7月22日 0時16分

新型コロナウイルスの感染経路について、外出時の接触よりも家庭内で感染するリスクの方が大きいことが、韓国の疫学者らによる研究で分かった。パリで20日撮影(2020年 ロイター/GONZALO FUENTES)

[ソウル 21日 ロイター] - 新型コロナウイルスの感染経路について、外出時の接触よりも家庭内で感染するリスクの方が大きいことが、韓国の疫学者らによる研究で分かった。

研究論文は今月16日に米疾病対策センター(CDC)内で発表された。研究は新型コロナの陽性反応を示した患者5706人と患者に接触した5万9000人超を対象に、1月20日から3月27日までのデータを基に行われた。その結果、家族以外との接触による感染率は2%どまりだったのに対し、家族との接触による感染率は10%に上った。

また、最初に確認された感染者の年齢が10代や60代、70代の場合、家庭内での感染率が高まった。これについて韓国疾病予防管理局(KCDC)の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)局長は「こうした年齢層は保護や介護が必要なため、家族との接触が増えたと考えられる」と指摘した。

9歳以下の子どもは感染者の中で最も少なかったものの、子どもはは成人よりも無症状の可能性が高いとみられ、感染者としての特定が困難だったもようだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください