FRBの金利決定「より困難に」、米1月物価統計で=リッチモンド連銀総裁
ロイター / 2024年2月22日 0時16分
米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は21日、予想以上の伸びとなった1月のCPIとPPIは今後の米連邦準備理事会(FRB)の金利決定を複雑なものにしていると述べた。8日撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)
[ワシントン 21日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は21日、予想以上の伸びとなった1月の米消費者物価指数(CPI)と米卸売物価指数(PPI)は今後の米連邦準備理事会(FRB)の金利決定を複雑なものにしていると述べた。
シリウスXMとのインタビューで、先週発表された1月のインフレ統計は「最近のデータの中でわれわれが抱えていた課題を明確にするもの」であり、インフレ率の鈍化は財(モノ)の価格の下落に依存している一方、住居費やサービス価格は引き続き粘着的と指摘。「財価格のデフレサイクルが終わっても、望ましい水準より高い住居費やサービス価格が残ることが懸念される」とした。1月のデータは季節的な測定上の問題があるため「あまり重要視したくない」としながらも「物事を簡単にはせず、むしろより困難になった」と語った。
現行の金利政策をどのくらいの期間維持する必要があるかについては詳述しなかった。
昨年のインフレ率の鈍化と低水準の失業率維持は「驚くべき」結果とする一方、痛みを伴うリセッション(景気後退)や大規模な雇用喪失を引き起こすことなくインフレ率が低下する「ソフトランディング(軟着陸)」が確実視されると言うのは時期尚早とした。
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