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米国と亀裂でもラファ制圧へ、ハマス壊滅に必要=イスラエル高官

ロイター / 2024年3月22日 1時36分

イスラエルのロン・ダーマー戦略問題担当相は21日、米国との間に亀裂が生じたとしても、イスラム組織ハマスの最後のとりでとなっているパレスチナ自治区ガザ最南部ラファを制圧すると述べた。ラファ近郊で2006年7月撮影(2024年 ロイター/Eliana Aponte)

Dan Williams

[エルサレム 21日 ロイター] - イスラエルのロン・ダーマー戦略問題担当相は21日、米国との間に亀裂が生じたとしても、イスラム組織ハマスの最後のとりでとなっているパレスチナ自治区ガザ最南部ラファを制圧すると述べた。

ダーマー氏はポッドキャストで「イスラエルは軍事面だけでなく、人道的な面でも、効果的な方法で(ラファ制圧を)実行できると確信している」とし、ラファを巡る米国の考えを聞き入れるとしながらも、ラファを占領すると表明。「単独で戦うことを余儀なくされても、ラファを占領する。米国を含む世界中がイスラエルに背を向けたとしても、勝つまで戦う」と述べた。

ダーマー氏によると、ハマスは昨年10月の戦闘開始前の戦力の25%に相当する戦力をラファに集結させている。「この25%の戦力を放置するつもりはない」とし、ラファに対する作戦を実施する必要があるとの考えを示した。

ダーマー氏はネタニヤフ首相の戦時内閣のメンバー。駐米大使を務めた経験がある。

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