米フェデックス、24年度利益予想レンジ縮小 コスト削減で需要減相殺
ロイター / 2024年3月22日 8時20分
3月21日、米物流大手フェデックスは、2024年度の利益予想レンジを縮小すると発表した。中間値は当初予想と同じ水準に据え置いた。ロサンゼルスで2019年撮影(2024年 ロイター/Mike Blake)
Lisa Baertlein Aishwarya Jain
[21日 ロイター] - 米物流大手フェデックスは21日、2024年度の利益予想レンジを縮小すると発表した。中間値は当初予想と同じ水準に据え置いた。
24年度の1株当たり利益は17.25─18.25ドルの範囲になると予想。従来予想は17─18.50ドルだった。
コスト削減や自社株買いが、最大の顧客である米郵便公社(USPS)からの需要減少を相殺すると予想している。
2月29日までの四半期決算は、航空機を利用して迅速な配送を行う最大部門「エクスプレス」の営業利益率が2.5%と前年同期の1.2%から改善した。空輸の効率化に向けた一連の取り組みが奏功した。
株価は時間外取引で12.8%上昇した。
エバーコアISIのアナリスト、ジョナサン・チャペル氏は、事業環境が依然として厳しい中、コスト削減が浸透しエクスプレスの利益率が予想を容易に上回ったことが市場に好感されたと指摘した。
調整後利益は9億6600万ドル(1株当たり3.86ドル)に増加。LSEGがまとめたアナリストの予想平均を1株当たりで0.41ドル上回った。自社株買いが業績を0.09ドル押し上げた。
売上高は217億ドルで前年同期の222億ドルから減少した。
フェデックスは今四半期に5億ドル相当の自社株買いを計画していると発表。取締役会が新たな50億ドルの自社株買いを承認したことも明らかにした。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1〈最低賃金1054円に〉過去最大増なのにパート、アルバイトから大ブーイングのワケ「扶養控除ライン据え置きはオフサイドトラップ」「政治家の報酬だけは世界トップクラスだけど、賃金はオーストラリアの半分」
集英社オンライン / 2024年7月26日 18時56分
-
2赤字続きのミニストップ、逆転を狙う新業態は「コンビニキラー」? まいばすけっとに続けるか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月26日 6時15分
-
3土用丑のうなぎで嘔吐=京急百貨店
時事通信 / 2024年7月26日 19時32分
-
4「ジェネリックにしますか?」と薬局で聞かれましたが、「新薬」にしました。これって損ですか…?
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月26日 8時40分
-
5タワマンで迷子、自分の部屋に帰れない…年金月25万円の69歳父が母と肩を寄せ合い暮らす「子供部屋」に唖然【FPの助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月26日 11時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)